123号

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例によって

7月6日の諸星先生のお誕生日には、一人諸☆祭りを開催していました。
要は、毎年、これぞ!と思った諸星先生の漫画を読んでいるだけなんですが。
今年は、妖怪ハンターシリーズ(稗田礼二郎のフィールドノートよりと言った方がいいのか)の、『天孫降臨』を読みました。
先日、こうの史代先生の『ぼおるぺん古事記』の1巻を買ったんですが、ウェブ平凡の連載の方が、今、国譲りのところまで来ていて、天若日子が返し矢に当たって死んで云々のところで、ああ『天孫降臨』!と思い出したため。

ところで、漫画でも読めるとおり、古事記では天若日子は、大国主の娘の下照比売と結婚して高天原に戻らず、自らが天に向けて放った矢の返し矢に当たって死にます。
そして、その葬式で若日子と瓜二つの阿遅志貴高日子根神が、若日子に間違えられたのに激怒して大暴れ。
喪屋をめちゃくちゃにして、高日子が去るとき、高日子の妹の高比売が、あれは(若日子じゃなくて)高日子ですよ、と歌を歌うんですが、私、これまで気づかなかったんですが、高日子の妹の高比売って、下照比売なんですね。
妖怪ハンターでは、『天孫降臨』に、天木薫君と美加ちゃんという兄妹が登場します。
ネタばれになってしまうので、一部文字の色を変えてみますが、三章立ての話の第二章のラストで、生命の木の種子を矢で射って消滅した薫君は、第三章のラストで、美加ちゃん(と稗田先生)に、上で書いた高比売が高日子の名を明かす歌でもって地上に呼び戻されます
ここで稗田先生が考えるのが、天若日子の葬式で高日子が若日子に間違えられたのに怒って去り、去った後で妹がその正体を歌で明かすという古事記のくだりを、
《だが、これは本来若彦の復活の話ではなかったか!?》
《一度死んだ若彦は高彦として復活し、稲妻となって天に帰る》

……ということは、『天孫降臨』的には、若日子=高日子で、であれば、若日子の妻が、高日子の同母妹の高比売=下照比売ということは……。
やっぱりそうか、天木兄妹、そうなのか……オラワクワクしてきましたよ。

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