123号

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『平清盛』見た!

「トンデモ」と思わず言いたくなるような脚本や演出を、すばらしい役者さん、すばらしいスタッフさんの力でもって、見る者に納得させてしまう。
親子の愛憎、兄弟の愛憎、主従の愛憎……その他もろもろの愛憎をつめこみ、権力闘争とガチの戦にまみれた激しいストーリーや、人が光ったり妄想が具現化したりする激しい演出を、見る者に力技で納得させてしまう。
一週間に一度くらいは、思い切りコッテリしたものが食べたいわ、という、こちらのニーズに応えてくれる。
大抵の場合、そこまでコッテリしたものは期待していない、という過剰さで応えてくれる。
ついでに言うと、こちらのニーズも、むしろ力技でこじ開けてくれる。
私、大河ドラマのそういうところが好きなんだな、としみじみ思う『平清盛』のここ数回です。

宗子が、今まで抑えていたものが噴き出すように、荒ぶるだけ荒ぶった果て、清盛の血まじりの絵の具で塗られた仏様を見て、《家盛が兄上によろしゅうと言うておるな》というのは良かったですね。
事前に読んだストーリーガイドから、きっと、ここでは家盛の幻覚が来るに違いないと思っていたんですが、それがなく、しかし、宗子の表情が、ああ幻覚見てるな、と思えるのが。

今書いていて気づいたんですが、どうも、私、宗子役の和久井映見さんが好きなようです。
数年前の大河ドラマ『功名が辻』で、和久井さん濃姫で、本能寺で信長と一緒に死ぬんですが、その死に方が。
あれ大好きでした。
ガトリング砲的な銃を撃ちまくる舘ひろしの信長。
その銃撃戦のただなかに飛び込んできて、こちらの獲物は銃ではないけれど、華々しく戦って散った濃姫。
《殿は地獄、私は極楽、これでは死に別れにございます!》というセリフが忘れられません。
史実と違うなんて、この際どうでもいい、私はこれが見たかったんだ、と。
あまりの格好よさに打ち震えました。
今考えると、役者さんの力ゆえに、だったように思えます。
舘ひろしの信長も格好よかった、赤白銀黒の80年代的モダンすぎる着物が死ぬほど似合っていた。
ああ、でも、役者さんがどんなに頑張っても、こんなの史実になかったはず!というのが、気になって気になって、楽しめないときも正直あるので、結局は好き嫌いなのかのかもしれません。

とにかく、今回は、ラストに大東君の笑顔のカットがあったような気がしたら、NHK先輩の勝ちということで。
私は負けました。

そして、来週はいよいよ忠盛がお亡くなりになりそうですが、実はここ数回、忠盛と清盛のすれ違いというか、忠盛の愛は、実は清盛の欲しい愛じゃないんじゃないかというのが、引っかかって引っかかって仕方がありません。
清盛の欲しいのは、たぶん、もっと手放しの、お前が○○だから、お前を愛している的な理由のある愛じゃない愛だと思うんですよ。
でも、忠盛の愛はそういう愛じゃないし、そもそも、そういう愛がパパの愛としてはどうなの?と思う親子ソムリエ(自称)の私もいないではない。
(そういう意味で、時子は、いわゆるできた奥さんでは全くないけれど、清盛にはベストの妻なんじゃないかと)
ああ、でも、しかし、来週は親子。
とりあえず予告で確認できたのは、浜辺で語り合う父と息子。
私の引っかかりなど、いっぺんに吹き飛ばすような、一心不乱の親子劇場を、来週は期待、しております。

あと、最近、時忠が妙に好きです。
あの時忠で、平氏にあらずんば~を早く聞きたい。
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| 2012年04月25日(Wed) 07:49


 
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