先週は、松田翔太アワー☆みんなで鳥羽院のHPを削ろうパーティでした。
45分間ほぼ画面ジャック状態だった、後の後白河法皇。
名ゼリフ「福々しい」をくり出しブチ切れる、得子。
喧嘩で泣くのは反則と申し上げたい、璋子。
ぞろぞろと退出する、お歯黒のご一家。
やめて!鳥羽院のライフはもうゼロよ!と爆笑してしまいました。
鳥羽院がかわいそうすぎて。
三上博史の涙目っていいよね!というNHKさんからのメッセージ、受け取りましたとも。
ええ、確かに受け取りました。
あのパーティで、唯一まともなことを言ったのが、清盛だった、というのにも何だか変な声が出ました。
冒頭の清盛の長男誕生パーティは、王家の誕生パーティと対比させるためだったんですね。
てっきり、子犬のような兄弟の、かわいいじゃれ合いを見せたいだけかと。
(弟が兄に対して意外な小悪魔ぶりを発揮していた……)
反省しました。
しかし、清盛はアレですね。
例のパーティで唯一まともだ、と思わせるあのセリフは、自分に子どもができて……というのも、もちろんあるんでしょうが、たぶん、自分自身の出自のことが頭にあっただろうな、と。
忠盛が白河院に媚びるため、その落胤を引き取った云々というアレですよ。
6話で兎丸と船上でタイマンしたときに、お前さえあんなことを言わなければ、俺は父上の息子でいられたっていう、アレですよ。
それで、親子の話になったんで、ついでにですが。
どうも、私は崇徳帝と佐藤義清(ようやく名前おぼえました)を擬似親子的に見ていたようです。
今回、後の西行の主役回というか、最後の回で、崇徳帝が出なかったことに、すごくガッカリしている自分に、自分でもびっくりしています。
義清!母親じゃなくて息子息子!みたいな。
清盛と義清のディスコミュニケーションは、もはや掲載誌が違うんだからしょうがないよな、と思いました。
清盛は少年マンガ誌で、義清は少女マンガ誌。
しかも、義清の方は、割と頭身の高い少女マンガです。
ラスト近く、清盛の脳内では、殴り合って親友になる的なシナリオが無意識にあったと思うんですが、義清は……殴られて血が出たら、画面に花が飛んで耽美になっちゃうんですよ。
そんなに耽美が得意なら、本当に、朕を何とかしてさしあげて欲しかった……!
義清、母じゃなくて息子よ!
また、今回は、璋子の「取り消してくださいませ!」に対する得子の顔が良かったです。
アタイはずっとアンタとのガチ喧嘩をのぞんできた。
でも、アタイが見たかったのは、こんなアンタじゃない!みたいな。
感情をむき出しに、取り乱す璋子を見たときの、信じられないものを見たような顔が良かったです。
更に、良かったと言えば、鳥羽院が。
先週は、寄ってたかってHPをガリガリ削られていた鳥羽院でしたが、今週、おもいきり反攻に出てましたね。
帝国の逆襲というか、鳥羽院の復讐というか……。
先週は、鳥羽院のかわいそうさに、思わず爆笑してしまいましたが、今週は、頼長が、鳥羽院を待ちに待った挙句、ドヤ顔で意見しようとした途端、後回しにされてキーッとなったり、璋子を襲ったのは義清ですよ!早く罰して!とこれもドヤ顔で鳥羽院の前に出た途端、「で?」という反応をされたり……爆笑しました。
初登場の回で、清盛に喧嘩をふっかけたときのオウムを未だ飼っていたりするのにも。
意外と気に入ったのね。
しかし、あの人は……つまり、頼長氏のことですが、証拠を集めて人を追いつめるみたいなことが、本当にお好きなんだなあ。
実写版『逆転裁判』でも観たらいいのに、大東君出てるし。
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