123号

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旅行の話 5

9月25日(日)曇

予備日(買い物など)。

午後は危険だそうだから、朝一でスペイン広場に行かんと、地下鉄でスパーニャ駅へ向かう。
降りて、昨日、ポポロ広場だと思って寄った場所が、実はスペイン広場だったと気づく。
それは……スペイン広場のようだと思うわけです。
ブランドの店は、日曜日は閉まっているところが多かった。
このままポポロ広場を見ずに帰るのも癪なので、歩いてポポロ広場に向かう。
ポポロ広場に行って、また地下鉄に乗って、今度はバルベリーニ駅で降りる。
今日は、地下鉄の一日乗車券を買った。
4ユーロ、元を取るまで乗ろう。

バルベリーニ駅で地下鉄を降り、バルベリーニ宮、国立古典絵画館に向かう。
昨日のサンタンジェロ城に続いて、ここも本日入場無料。
入り口で、ロッカーに荷物を預けるよう言われる。
デポジットは1ユーロ。
何だか図書館のようだ。
国立古典絵画館では、念願のグイド・レニは、『ベアトリーチェ・チェンチ』を見る。
父親殺しで処刑される直前の少女の肖像画。
ベアトリーチェ・チェンチ嬢の生涯については、本などで読むたび、吐き気がする。
怒りによる吐き気。
彼女に対する怒りではない。
他に、世界史の教科書には必ず載っている、ヘンリー8世の肖像などを見る。
意外と小さい。
これもロクな親父じゃないな、と思い、気持ちが乱れてきたので、カラバッジオの『聖フランチェスコ』を見る。
持物の髑髏を手に、瞑想する聖フランチェスコ。
見ていると、心が落ち着いてくる。
聖フランチェスコは、ローマでもとても愛されているらしく、様々な芸術作品や、おみやげ屋でも特別扱いされていた。
人気ナンバー1は聖フランチェスコ、次点が、グッと離れて聖セバスティアヌスという感じ。

国立古典絵画館は、元バルベリーニ家の館だったところで、バルベリーニ家の紋章である3匹の蜂の姿が、いたるところに見られる。
建物の壁や柱、天井画や壁画、警備の人のネクタイの模様も、3匹の蜂だった。

バルベリーニ宮を出て、大統領府の前を通り、トレヴィの泉に向かう。
が、途中で迷う。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の像の前で右往左往。
そこへ、ヨーロッパの人(おそらくドイツ)のツアーが通りかかったので、この人たちはトレヴィの泉に行く!と勝手に決めて、こっそりついていく。
途中、オレンジや紫のターバンを巻いたムスリムの人たちが、集会(デモ?)をしている中を通り抜け、ドキドキした。
「Festa di Tarban」と、プラカードには書かれていた。
勝手についていったツアーの人たちは、やはり、トレヴィの泉に行ってくれた。
ありがとうありがとう。
人が多い。
せっかくなので、泉に20セント硬貨を投げる。
この私が、お金を投げるなんて、よっぽどのことだ。
(何様か)
水はぬるい。
触って戻ったら、ゴロリが外国人のカップルに頼まれて写真を撮っていた。
昨日もどこかで頼まれて撮っていた気がする。

トレヴィの泉の次はパンテオン。
パンテオンには、ラファエロの墓がある。
『天使と悪魔』で、最初に土の教会だと思われた場所だ。
途中で、別の神殿跡をパンテオンと間違えたりしつつも、何とか辿りついた。
ここも人が多い。
そして、ここも無料開放だった。
もう、ひたすらに巨大。
サンピエトロ聖堂と同じく、場にふさわしい服装をしましょう、の札があった。

パンテオンから、ナヴォーナ広場へ向かう。
ナヴォーナ広場には、噴水が3つある。
(『天使と悪魔』の映画版で)後の法王、ルカ1世が落とされたのは、真ん中の噴水。
他の2つは、そんなに水深がなかった。
あの場面は、原作から改変されてしまっているけれど、アメリカ映画らしくて良かったんじゃないかと私は思う。
中盤で一度ホッとできて、後を見るのが、おかげで楽だった。
妄想に耽って戻ると、ゴロリが、また他人のカメラで写真を撮っていた。

ナヴォーナ広場から、バルベリーニ駅に戻り、再び地下鉄に乗って、リパブリッカ駅へ。
これで、帰りにマルコーニ駅まで乗れば、一日乗車券の元は取ったな、と思う。
昼ご飯はマクドナルド。
日本で見たことないの食べよう、と思い、ロイヤルクラシコというセットを注文する。
6ユーロ20セントだった。
やってきたハンバーガーは、それほどイタリア!という感じのものではなく、しかし、大量に挟まれているタマネギ、レタス、トマトなどの野菜がおいしかった。
食べ終わって、ローマ三越へ。
その前に寄ろうと思っていたホテルは、日曜日休みだった。
ローマ三越で、おみやげを一気に買う。
レジで、免税の手続きもしてもらった。
イタリア人の店員さんたちは、全員日本語が話せる。
敬語もOK。
そういえば、さすがと言うべきか、ローマは割とどこでも英語が通じた。
ホテルの人や、観光客相手のお店の人だけでなく、マルコーニ駅の売店で午後だけ店番をしているおじいさんも。
何か聞くと、まずイタリア語で返して、こちらが?という顔をすると、同じことをもう一度英語で言ってくれる。
常に面倒そうに、しかし、とても親切に、いろいろ教えてくれました。
日曜は売店は休み。
なので、ローマを発つ前に、あのおじいさんにお礼を言えなかったのが心残り。
結局、イタリア語の辞書を使ったのは、ホテルでルームサービスのメニューを見たときと、スーパーでお菓子の味を確認したときだけだった。

夕方4時頃にホテルに戻って、夕食は前日に引き続きルームサービス。
魚が食べたかったので、辞書を引いて、spigolaというのが、どうやらスズキらしいと知り、注文。
オーブンで焼いたスズキの切り身、トマト等添えが、17ユーロ。
他に、昨日と同じサーロインステーキの薄切り(パンつき)やグラスワインも頼んで、食べる。
うむ、ばかうま。
NHKワールドTVを見る。
ニュースなど。
スポーツニュースは、相撲しかやらないのが不思議だ。
おかげで毎日、9月場所の結果を楽しみにしていた。
明日の朝にはローマを発つので、最後だから、と思い切ってバスタブにお湯を張って入る。
……やっぱり、風呂は(トイレも)日本が最高だ。

スポンサーサイト

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 

トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。