123号

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『タッチ』

今、テレビ愛知で平日の昼に、アニメ『タッチ』が放送されています。
1日2話ずつ。
それを毎日録画して見ています。
そういえば、アニメの『タッチ』って、子どもの頃に見たきりで、『銀河鉄道の夜』と同じ制作会社で、総監督も杉井ギサブローなのに、ちゃんと見たことないな、と思ったため。

ちなみに、原作は、中学だったか高校だったかのときに、喫茶店で通して読みましたが、何でか後半から読んでしまったため、柏葉英二郎との自分同士の殴り合いみたいな確執の印象ばかりが強く、読み終わったときの感想は、新田さんが気の毒だから、とりあえず一回謝ってあげて、でした。

以下、現在放送されている『タッチ』の感想。
長い上に、今更も今更なことを1人で語ってウワーッてなってるので畳みます。

現在テレビ愛知で放送されている『タッチ』は、まだ序盤も序盤。
タッちゃんは、まだ野球をしていません。
そして突然ですが、明日、カッちゃんが死にます。

今回、初めてちゃんと見て知って意外だったのが、南は最初からはっきり意思表示してたんだな、ということと、
和也って全てを知った上で「ああ」なんだな、ということ。
何か勝手に、和也の生前は、南が2人の間で揺れることもあった、みたいに思い込んでいたので、驚きました。
南まったく揺れないです。
昔からずっと変わらず、好きなのは達也。
かなり初めの頃のエピソードで、「好きだよ、タッちゃん」とまで言っている。
和也は、南が達也のことをずっと好きなことはもちろん、もし達也が本気で野球に打ち込んだら、自分は敵わないということを知っていた。
実際に負けるか、ではなく、和也の中ではそうだった。
その上で、「ああ」なのか、と思ったら、やるせなくなりました。

達也は。
もう誤解を恐れずに言いますが、達也は、南が好きです、でも、和也のことはもーっと好きです、というキリンさんとゾウさん的なアレなんじゃないかと。
子どもの頃の和也が壁に描かれた的に、最初は当てられなかったボールを、何度も練習することによって当てられるようになった(達也は最初から当てられた)エピソード等から、和也に自分には欠けている部分を見つけて、それを大切にしたいと思ったのか、それとも、とにかく双子だからなのか。
和也の地方予選準決勝を「南風」のテレビで見ていて、和也が1点獲られた状況で、勝負あったな、と店を出て行こうとした客に怒ったり、居ても立ってもいられず店を放り出して球場に来てしまったり、近所のおじさん達に和也が酒を勧められているところに割って入ったり。
男としての達也が南のことが好きなのは当然ですが、それとは別の部分で、でも好きというベクトルは同じで、達也は弟のことが大事で仕方ないんだと思います。
(懐かしのアニメみたいな番組でよく流れる『タッチ』の最終回で、達也が南に愛を告白するとき、「世界で一番」とわざわざ順位をつけるのは、だから感慨深いだろうと思ったり)
もし自分が野球でも恋愛でも本気になったら、和也を負かしてしまう、傷つけてしまう、と思い、達也は、どうしても勝負の土俵に上がれない。

そして、和也の方も、そのことを、まるで達也本人と同じくらい分かってしまっているのが、実にやるせないです。
南と同じく和也についても、何と言うかこう、もっと好戦的というか、自信のあるイメージを勝手に抱いていました。
今日放送された回は、高校野球の地方予選決勝の前夜、つまり、和也が死ぬ前夜の回でした。
この夜、和也は例の勉強部屋で、南にプロポーズします。
もちろん、南は応えられません。
部屋の外で達也が聞いています。
和也が去った後、達也は南に本気になると告げ、和也もまたそれを知ります。
一夜明けて、決勝当日、達也と和也は数年ぶり(十数年ぶり?)に2人でキャッチボールをして、和也は出かけます。

プロポーズするときの和也の顔が悲痛。
南の夢の甲子園に連れて行ったら俺と婚約して!と、字面のテンションは高いですが、表情も声も、とにかく悲痛。
緊張しているだけじゃなく、南の答えが分かっているからだけじゃなく、ここまでしないと、兄貴は俺を対等に扱ってくれない。
ライバルになったら、負けることは分かっている、達也が自分への思いやりで戦わないと分かっている。
だからこその悲痛。
外で聞いてた達也も、とうとう本当に南を和也に取られそうなんで、なんて理由じゃなく、自分が思いやることで弟が追いつめられていることを知ったからこその、じゃあ本気になる、なんじゃないかと。
翌朝、達也とキャッチボールする和也の顔は、これまでで一番晴れやかでしたよ。

明日…明日か…。
あだち充先生もひどいことするな…すごいな。

あと、南が和也に色々はっきり言えないのって、この2人が似てるからじゃないかと思いました。
南と和也が、いろんな意味で。

興奮のままに長々書いてしまいました。
しかも、『タッチ』好きな人には、今更何言ってるんだと思われそうなことばかり。
いやでも本当に、何かちょっとナメてた己に猛省を強いたいくらい今ウワーッてなってるので。
『タッチ』すごいよ『タッチ』。

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コメント


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ワカル!

こんにちは~。
タッチのこと、わかるわかる!と思いながら読んでました。
タッチ、なんと言っていいかわからない程の愛の物語ですよね。あだち先生すごいですよね。

クイックジャパンのあだち先生特集で「知名度の割に不当に評価されている漫画家」みたいに書かれていたんですが、タッチもあまりに一般的になりすぎて、あとアニメも「名シーン」をテレビとかでやりすぎて(笑)、「そういう」印象ばかり強くなってるのが残念だなと思っていました。

これはご存知かもしれないんですが、先生のお兄さん、あだち勉氏(漫画家)とのエピソードも結構面白いんですよね。

123さんの日記読んだら、また原作読みたくなっちゃいました。

氏家 | URL | 2011年08月04日(Thu)09:48 [EDIT]


もう

現在進行形で不当に評価していた己に猛省を促し中です。
大メジャー作家の力に打ちのめされています。

先ほど帰ってきて、今日放送分の2本のうちの1本目を見ました。
地方予選決勝にカッちゃんが来ない、あの回です。
その次の回の、「きれいな顔してるだろ?」とかが、あまりにも有名なため、その直前に、こんなすごい話があるなんて…何かもう、アレです。
コメントなので、あんまり人目につかないだろうし、他ならぬ(兄弟的な意味で)氏家さんにだし、書いてしまいますが、今回、ほぼ初めてちゃんと視聴して、あの兄弟のお互いに対する思いというか、もはや執着だと思うんですが、その凄さに圧倒されっぱなしで来たので、あそこで弟を永遠に失ってしまうタッちゃんが、そりゃ甲子園に行ったくらいで、南に告白したくらいで(どちらも、あえて「くらい」と表現しますが)傷は消えないよね、と思います。
病院から球場へ向かう途中で、赤信号を渡り、自分の少し手前で停まったトラックを、無表情で触って最後に少し笑うとか、ほとんど見ていられない程です。
愛の話ですね。
あの兄弟の間に挟まれた南ちゃんは大変でしたね…本当に。

いや本当に、ぜひ読んでください。
今『タッチ』について、上杉兄弟について、分け合いたくてたまりません。
20年以上遅かった…。

123号 | URL | 2011年08月04日(Thu)19:00 [EDIT]


うんうん

123さんに影響されて、タッチのアニメを(基本音声のみで)また見始めました。
(原作読み返す&じっくり見る時間がないので、作業中のBGVとして…)

1話見終ったところなのですが、キャラ紹介に加え、幼なじみの愛情もすれちがいも兄弟愛も男女愛も夫婦愛も友情も、さらに思春期の甘酸っぱいエロも今後をしっかり予感させる描写も入っていて「いやあ抜群のツカミだな…!」と感動しましたwwほんと凄いですよね…。
上杉兄弟は、なんかこう、余裕があれば二次創作したい、といつも心のどこかに引っかかっている兄弟です…。(本編が愛の話すぎて、描けるものはあまりないんだろうけど…)

あだち先生の漫画、「ラフ」を最高傑作として挙げる人が多いイメージなんですが、個人的にはH2も、メジャーすぎて軽く見られがちだから勿体ないなあと思っていて。
「長すぎて一部分しか読んでない」って人も多いのかなと。
あれもイチから読むと本当に面白いんですよね。(キャラに好き嫌いが出るとストレスもたまるけど)
一応男女4人の恋模様が描かれてるんだけど、ぶっちゃけ比呂と英雄のギリギリの関係性が一番キュンキュン来るっていう…。ラスト、2人が野球するところの盛り上がりは本当に興奮しました。
あととにかく脇役がいい。

引き続きアニメ見進めたいと思います^^

氏家 | URL | 2011年08月05日(Fri)08:59 [EDIT]


今日の分見ました

私も、今回見て1話でばっちりツカまれました。
淡々としてて背景だけの画面率も高いのに、1話ずつの情報量が多いんですよね。
もし作り手として見たら、相当勉強になる作品だったんだろうと思います。
上杉兄弟の二次…連載当時どうだったんでしょうね?
(とりあえず現時点で私が探した限りでは見つからず)
実は『ラフ』も『H2』も読んでないんです。
私が「サンデー」買ってた当時のあだち作品は、確か『虹色とうがらし』でした。
通しで読んだことあるのは、多分それと『タッチ』と、あと『みゆき』くらいで。
しかし、大ベテランのマンガ家さんだけに作品が多くて、これからどんどん読めるのが楽しみです。
こちらでは、今日黒木さんがボクシング部に達也をもらいに来て断られてました。
引き続き視聴を続けます。

123号 | URL | 2011年08月05日(Fri)23:42 [EDIT]


 

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