123号

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クリスマスみたいな

本日7月6日は、諸星大二郎先生のお誕生日です。
今年も先生のお誕生日を(勝手に)祝い、マンガを読んで過ごすことができました。
ありがたいなあ。
今年は、『夢の木の下で』と『夢みる機械』を読みました。
「遠い国から」のシリーズが、とても好きです。

このシリーズSFだと思うんですが、と書こうとして、
10年くらい前に、自分の親くらいの年の人と話していて、
諸星大二郎が好きなんです、と言ったら、
じゃあSFが好きなんだね、と言われて、ちょっと驚いたことを思い出しました。
しかし、確かに、その年代の人が一番マンガを読んでいただろう時期の
諸星先生の作品や、『生物都市』のことを考えると、そうなるか、と思いました。

「遠い国から」の中でも、ナルム山のクム人、ロム人、ルコル人の起源説話から始まる、
「第三信 ナルム山紀行」が特に好きです。
荒れた景色、砂漠の砂の中に、人影がゆっくりと消えていくような話で、
読んでいると、なぜか穏やかな気分になります。

以下、久しぶりに読んだら何だかすごくおもしろかった、起源説話を引用してみる。
よくできてるなあ、と思ったので。
今年も、1人でも多くの人が、諸星先生のとりこ仕掛けになりますように。

オゴリは大地の女神ナルムを妻とし
ナルムはクム ロム ルコルの三人の息子と 娘のキサムを生んだ
ナルムは毎日自分の体から食べ物を出して 子供たちを養った
やがて 息子たちが独立する時がきたが
彼らは働くのをいやがって 今までどおり母親の体から
食べ物を得たいと思っていた
そこで オゴリの留守中に母親を殺して その体を分けた
怒ったオゴリは子供たちを捨てて荒野に入り キサムは父のあとを追った
息子たちはやがて いがみ合い 憎しみ合うようになり 争いが続いた
ナルムの体は山となり 息子たちは今もそこに住んでいる
そして今も仲が悪い

神さま割と怠けたがるよね、っていうのと、
殺しが唐突だよね、っていうのと。

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