123号

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ククルス・ドアンのラバウル島

ちょっと前に、『日本のいちばん長い夏』のDVDが出ました。
ここで書いた映画。

日本のいちばん長い夏【DVD】日本のいちばん長い夏【DVD】
(2011/01/21)
木場勝己、池内万作 他

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TSUTAYAで借りて見たんですが、おもしろすぎて買ってしまいました。

その後、私の中で、空前の半藤一利ブームが来たので、とりあえず昭和史に関する本だけ、ガーッと読みました。
再読だって多いはずが、内容を忘れているものもあり、知識が増えるのに反比例して、自分の脳味噌に対する自信を失っています。

今は、『日本のいちばん長い日』が見たいです。

日本のいちばん長い日 [DVD]日本のいちばん長い日 [DVD]
(2005/07/22)
三船敏郎、加山雄三 他

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原作は、文庫の決定版を読みました。
読んで、これは映像で見たいな!と思ったので。
何年か前の夏に、同テーマのドキュメンタリー番組を見たような記憶があるんですが(おぼろげ)、それもおもしろかったような……(おぼろげ)。
何だかもう記憶力がアレで、緑の小人が、私の頭の中身を、どんどんおがくずと入れ替えているような気がしてなりません。
しかし、『日本のいちばん長い日』は、近所でレンタルしている店がないので、いきなり買う?買っちゃう?どうする?など、己の物欲と対話する日々です。
ウィキペディアに、詳しい配役が出ています。
とても豪華です。

以下、長いのと、『日本のいちばん長い夏』のネタばれ回避のため畳みます。
敬称は常に適当です。

ところで、『日本のいちばん長い夏』のおもしろさなんですが、映画を観たとき一般に感じるおもしろさとは、ちょっと違うように思います。
……違うというのも違うか。
割とオタク的な見方が楽しい映画だと思います。

たとえば、この映画は、1963年に行われた「文藝春秋」の座談会を、セミドキュメンタリー&文士劇で再現したものなのですが、この座談会の参加者のうち、半分くらいは本職の俳優さんで、半分くらいは本職の俳優ではない方が演じています。
それは、最初は完全な文士劇にするつもりだったのが、セミドキュメンタリーの部分もあって、演じる人にとってはややこしいので、本職の俳優さんを入れて、ドラマの部分でシメてもらうことにしたのか。
最初は本職の俳優さんだけで行くつもりだったのが、松平定知アナウンサーの扇谷正造や、田原総一朗の古賀義雄のように、参加者と通じる部分を持った人に演じてもらった方が説得力があると思って、文士劇の要素を入れたのか。
それとも、セミドキュメンタリーとして、それぞれの終戦について語ってもらうことを重視したので、語り手として欲しい人を集めるために、文士劇にしたのか。
単純に、作り手の中にガンダムが好きな人がいたのか。
考えながらニヤニヤしたり、映画の事前特番を見てうなったりするのが楽しいです。

また、たとえば、この座談会は、非常に淡々と進みます。
ある人が話をしているとき、他の人たちは、静かにジッと聞く。
あまり他人の話を遮ったり、反論したり、喧々囂々になりません。
これは、大勢の人が集まって、あるテーマに沿って自由に喋ってください、という場では、割と珍しいことだと思うんですが、これが、映画上の演出としてそうなっているのか、それとも、当時、本当にそのような状況があったのか気になる。

1963年の「文藝春秋」を探して読むのは大変なので、新書の『日本のいちばん長い夏』を読む。

それでも、座談会で話された内容の補完はできるけれど、雰囲気までは分からず、気になったまま。

本屋で、阿川佐和子の対談本の新刊をパラパラ見ていたら、VS半藤一利があって、そこで、上に書いた淡々とした状況が、実際の座談会もそうで、当時、編集者だった半藤さんも驚いた、というようなことが話されていて、おお!と思う。

みたいな。
そういうことも楽しいです。
手持ちの地図の倍率が、歩き回るうちにどんどん上がっていくような、何というか、良くも悪くもそういう楽しさです。

今知りたいのは、1945年当時駐ソ連大使だった、佐藤尚武さんの座談会での最初のセリフで、映画の惹句にも繋がるセリフ、「あのために、米国が原爆を使用し、ソ連が参戦することになったのは、否定できないのではないですか」が、座談会のその場では、どう受け止められたのか、です。
ちなみに、「あのために」は、「ポツダム宣言『黙殺』のために」の意。
その場でも重く受け止められたのか、それとも、その場ではサラッと流されたものが、文章にまとめる段階で重要視されたのか、しかし、新書に収録された座談会の様子では、割とサラッとなので、その後に半藤一利が書いたものを含めて考えて、映画を作るときに、前半のおそらく最も重要な発言として扱ったのか。
知りたい知りたい。

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