123号

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天使と悪魔

 1日だったので、映画を観てきました。
 『天使と悪魔』
 『ダ・ヴィンチ・コード』の続編かー、ふしぎ発見で宣伝回があったなー、ガリレオの宗教裁判の話とかがメインになるのかなーと、事前情報を入れないも同然の状態で観に行ったら、とんだ父子映画でびっくりしました。
 …父子映画は主観ですが。
 ユアン・マクレガー万歳です。
 SWにおけるクワイ=ガン・ジンの弟子も素晴らしかったけれど、今回のカメルレンゴも素晴らしかった。
 以下、犯人はヤスの勢いでネタばれするので、たたみます。
 1回観ただけの記憶を頼りに書いているので、間違いとかあったらすみません。

 『天使と悪魔』で、ユアン・マクレガー演じるカメルレンゴは、ローマ教皇庁の役職名で、ローマ教皇の秘書長です。
 カメルレンゴは、教皇が亡くなった後、次の教皇が決まるまでの空位の時期に、教皇の権限を代理するそうです。

 映画の舞台は、ローマ教皇が亡くなり、次のローマ教皇を決めるための選挙が行われんとしているバチカン。
 そこで、有力な教皇候補者である4人の枢機卿が誘拐されます。
 また、同時に、セルン(欧州原子核研究機構)から反物質が盗まれ、爆弾として、バチカンのどこかに仕掛けられます。
 事件の解決のため、招聘されたのが、ロバート・ラングドン教授。
 『ダ・ヴィンチ・コード』で教皇庁には嫌われたっぽいけれど、宗教象徴学の専門家として呼ばれました。

 敵は、かつて教皇庁により弾圧された秘密結社、イルミナティ。
 ラングドンは、イルミナティの予告から、枢機卿たちが、午後8時から1時間ごとに公開処刑され、4人が殺された後の午前0時には、反物質でバチカンが消滅させられると推測します。
 処刑の舞台を特定するためには、教皇庁の資料保管庫にある、ガリレオ・ガリレイの著書を閲覧することが必要です。
 彼は、イルミナティの一員でした。
 資料保管庫への立ち入りは、教皇空位の間、その権限を代理するカメルレンゴの許可を得ることで可能です。
 さっそく、カメルレンゴに会いに行くラングドン。
 ここで、カメルレンゴ=ユアン・マクレガーが登場します。
 ラングドンは、ガリレオ・ガリレイの著書から、第一の処刑の場となる教会を特定しました。
 反物質を盗まれたセルンの科学者であるヴィットリア、バチカン警察のオリヴェッティとともに、現場に急行します。
 その後も、処刑の場を特定したり外したり、枢機卿を救えたり救えなかったりしつつ、話は進んでいくんですが、あらすじはこれくらいにして、親子の話をします。

 『天使と悪魔』の親子は、すなわち、映画の冒頭で亡くなる前教皇と、そのカメルレンゴ。
 最初は、ユアン・マクレガーいいなあ、犬顔かわいい、くらいで見ていたのが、映画が進む中、前教皇が実は病死ではなく暗殺されたのではないかという疑惑が浮上したくだり。
 特大の何かをくらわされました。
 事実の有無を確かめるため、カメルレンゴとヴィットリアが、教皇の棺の安置されている場所へ赴きます。
 暗殺に用いられた薬品は、死体の唇を黒く変色させます。
 その反応が表れるのは、死後10日以上経ってから。
 この時点で、前教皇は、死後14日経っている。
 では見に行きましょうということになって、その途中、カメルレンゴからヴィットリアに語られる前教皇との関係。
 2人は、教皇とその信任篤い秘書長の間柄であり、師匠と弟子の間柄でもあり、更にもう一つ。
 カメルレンゴは自身の生い立ちについて話します。
 映画の中では出てこなかったんですが、カメルレンゴの本名は、パトリック・マッケンナ。
 アイルランドの出身で、テロにより家族を失った後、ある司祭の養子に迎えられます。
 養父は、カメルレンゴ曰く、自分の知る限り最も賢い人。
 ヴィットリアが尋ねます。
 養父は今どうしているのか、と。
 カメルレンゴは答えます。
 亡くなった。
 14日前に、と。
 つまり、カメルレンゴの養父とは、前教皇だったのです。
 ここ素晴らしかったです。
 個人的にクライマックスシーン扱い。

 反物質の爆発が阻止できない事態になって、カメルレンゴが1人でヘリに乗って捨てに行く場面。
 真相はアレだったけれど、あの場面、彼はこれで死んでもいいと実は思っていたんじゃないかと…かと…!
 いやだってあれ、イチかバチかの賭けじゃないですか。
 カメルレンゴ命がけですよ。
 バチカン広場からヘリで飛び立ち、空をぐんぐん上昇する中、いつか、カメルレンゴが「お父さん…」とか口走るんじゃないかとドキドキしました。
 口走りませんでしたが。
 ああ、でもクライマックスのアレは、本当は「お父さん…」って言いたかったんじゃないのかな。
 ルカによる福音書のイエス様の最後の言葉→新教皇はルカでつながりとしては美しいけれども。
 スイスガード隊長のリヒターが、2人の愛憎について、いいこと言ってましたね。
 父親が軟弱になったと見えて許せなかったとか何とか。

 ところで、リヒターは、原作には出てこないらしいですね。
 『ダ・ヴィンチ・コード』と比べて、『天使と悪魔』は、映画と原作の相違点がかなり多いとか。
 上で、カメルレンゴの本名を、パトリック・マッケンナと書きましたが、これは、カメルレンゴの人種をユアン・マクレガーに合わせるためで、原作では、違う名前だそうです。
 同じく、シュトラウス枢機卿も原作では別の名前。
 また、映画の中では、反物質が完全に爆弾扱いされていますが、私も時限爆弾か、と思いながら観ていましたが、ラストまで行くと、どうやら何だかそれだけのものじゃないらしい、と。
 反物質が何なのかが分からないと、真犯人の動機が何だかよく分からんよな…いや、私は父子の愛憎で十分ですが。

 映画館の帰りに本屋に寄って、原作を買いました。
 これで、原作では親子じゃない設定だったら泣きそうですが、がんばって読もうと思います。
 期待してます。

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