123号

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今週のジャイキリ

 ネタばれなので追記で。

 もう週明けですが感想書きます。
 出先で携帯電話からです申し訳ない。
 今、「モーニング」が手元にないので、もしかしたら間違いがあるかもしれませんが、陰で笑っていただけるとありがたいです。

 今週のジャイキリを読んで、ずっと考えていたことは、達海は、石神さんにどんな指示を与えていたのか?でした。

 今回は、冒頭の石神さんのモノローグがおもしろくてたまりません。
 「堀はいい奴だ」のアレです。
 まず、「いい奴だ」という敵を表現するには何とも緊張感のない言葉を選ぶところ。石神さんの飄々とした性格が表れている。
 次に、「いい奴だ」という根拠に、SBの苦労を分かっていることを挙げるところ。石神さん自身のポジションへの拘りが表れている。
 最後に、「いい奴だ」というどこか惚けた言い回しが、敵の持つ隙(=堀さんはSBの上がりが遅れたときに、ボールを持ったまま待つ)に繋がるところ。そこを突くことで、石神さんがベテランらしい老獪さを持つ油断のならない選手であることが表れている。
 これらを総合すると、石神さんは、飄々とした性格ながら、SBというポジションに拘りを持つ老獪なベテランであると言えます。
 もちろん、川崎戦での清川や堀田さんとのやり取りで、石神さんがそのようなキャラクターであることは既に出ていますが、今回のようにプレイと絡めて描かれると説得力は増します。
 石神さんってこういう選手なのね、というのが、スルッと理解できました。

 キャラクター自身の内面を掘り下げるモノローグも、悪くはないけれど、そればかりだと重い。
 コンプレックスやトラウマによるドーピングは、ここぞという時にだけ使ってほしい。もっと言うと、トラウマ(特に幼少期のトラウマ)に依ってキャラクターを立てるようなマンガは、私は読んでいて辛い。
 そういう点で、今回の石神さんの「堀はいい奴だ」は、いいな!と思いました。読んでて正直ゾクゾクした。おもしろくて。

 さて、上に書いた疑問に戻ります。
 達海は、石神さんにどんな指示を与えていたのでしょうか?
 ここでのプレイは、ボールを持った堀さんに、村越と石神さんが詰め、同時に赤崎がヴィクトリーのSBについてパスコースを消す、でした。
 個人的には、達海が上に書いた約束事のみ指示していると嬉しい。あるいは、堀はボールを持ちすぎる癖があるから程度をプラスして。
 冒頭の「堀はいい奴だ」から始まるモノローグは、達海が就任する前から、石神さんがヴィクトリーと対戦する中で堀に対して培っていた印象で、達海は、その印象と合致する作戦を提示した。提示したにすぎない。
 つまり、石神さんが以前より漠然と持っていた印象に、達海が形を与えて、それが一つの効果的なプレイへと結実した。それを受けて、石神さんが達海に対してドンピシャという評価をしていたら嬉しい。
 それって、監督と選手の間に信頼関係を作るだろうな、と。
 選手にとって良い監督、信頼できる監督ってどんな監督だろうと考えたときに、自分を使ってくれる監督、試合に勝たせてくれる監督、迷ったときに適切な助言をしてくれる監督はもちろんだけれど、自分とプレイの感覚が合う監督っていうのも、やっぱりあるんじゃないかと思います。
 ピッチ上で自分の培ってきた感覚に反しないプレイができる、言われたから従っているけれど何か違うな、と思いながらボールを蹴らなくてもいい。この監督のもとでは、気持ちのいいサッカーができるっていうのは、大事なことなんじゃない…かと。
 私自身はサッカー経験もないし、間違っていたら申し訳ない。ただ、そんなふうに思いました。

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