123号

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脱走兵の手紙

 高田渡の「おなじみの短い手紙」が、ボリス・ヴィアンは「脱走兵」のカヴァーであることを知りました、今。
 どちらも聴いたことのある歌なのに、今の今まで全く気づきませんでした。

 「脱走兵」は反戦歌で、歌詞に出てくる「手紙」とは召集令状なのですが、「おなじみの短い手紙」では、その辺りがかなりぼかされています。
 だから気づかなかったって言い訳!言い訳!

 そして、「おなじみの短い手紙」の「手紙」については、次のようなストーリーを脳内で勝手に展開していました。
 まず、ここでの「手紙」は、郵便屋さんが運んできたものではない。
 ここでの「手紙」は、むしゃくしゃした気分の誰かが、ノートの切れ端か何かに、お前なんか死んでしまえ的なことを書きつけて、通りすがりに僕の家の郵便箱に放りこんでいったもの。
 それを、「手紙」と表現したのだろうな、と。
 そして、その「手紙」=通りすがりの誰かの漠然とした悪意が、たまたま、これも漠然と、死にたいなあと思っていた僕の背中を、自死に向かって押してしまう。
 歌のタイトルに「おなじみ」と付けているのや、ラスト近くの歌詞で、《ただの短いおなじみの手紙が 僕の命をとってしまう 君の命をとってしまう》と僕だけでなく、君にも言及されているのは、この歌のようなことはよくあること、誰にでも起こりうることなんだ、ということを言いたいのだろうな、と。

 無知って恐ろしい。
 どうもに思いこみが激しい性質なので、こんなことがよくあります。

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