123号

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『功名が辻』「ステラ」の信長

 「ステラ」の表紙が『功名が辻』の舘信長で、思わず買ってしまいました。
 他に買ったのは、小学館コロコロ文庫の『ドラえもん[恋愛編]』。収録作品がカバーに明記されていないのが、非常に不親切なシリーズです。「のび太の結婚前夜」が読みたいな、と思って買ったら、「あの窓にさようなら」や「好きでたまらニャい」も収録されていたので、非常に嬉しかったです。「あの窓に~」は、てっきり『[感動編]』だと思っていました。「好きでたまらニャい」は、ドラえもんやのび太の表情が、おもしろくてたまらニャい話です。

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 こんなの。

 「ステラ」表紙の舘さんは、赤と黒の派手な小袖に、月代もまぶしい信長様。ご本人は、オーソドックスな信長ではなく、エキセントリックな、今までにない信長を演じたい、と言っていらっしゃいました。けれども、信長って、マンガ等で描かれる場合は、割と従来から、そういうキャラクターであることが多かったような気がします。孤高の変な人。森川久美『信長 KING OF ZIPANGU』の上様のイメージが強いのかもしれません。最近だと、山田芳裕『へうげもの』。舘さんの信長は、このどちらの信長にも似ていて、そのせいか、私は非常に違和感なく見られます。今回の「ステラ」のインタビューの中で、舘さんが、一豊や千代と信長の距離は永遠に縮まらないものと考えている、神は降りていかない、と話されていました。そう、それだ、と思わず膝を打ってしまいました。ぜひ、最期の本能寺まで、そんな信長様で突っ走っていただきたいです。

 上で少し出てきた森川久美先生の『信長 KING OF ZIPANGU』。これはすごいマンガです。同名の大河ドラマ(緒形直人主演の92年大河)に合わせた連載でした。もっとも、合わせたとはいえ、内容は大河とはまったく違います。そもそも、主人公は架空の武士です。彼の目から見た織田信長の、しかも描かれているのは、信長がすでに京都に入り、安土城を建てた後半生のみ。晩年、と言ってよいかもしれません。信長の生涯における黒い部分、つまり、石山攻めであるとか、浅井父子の髑髏杯だとかを描いて、それでいて、きちんと少女マンガになっています。
 もうね、このマンガは、台詞のひとつひとつが、かっこよくてかっこよくてたまりません。ラスト、久慈三郎(主人公)の叫びと、それに続くモノローグは圧巻。「笑うか 観音菩薩」も、個人的には忘れられないシーンです。秀吉や家康は、ほんの数コマ、あるいは数ページの出演ながら、印象的に描かれていました。金ヶ崎退口での秀吉が良い。そして、何よりも、この内容が1冊になっているがゆえに、全体を覆う緊迫感がすごいです。最近、文庫で復活しました。コミックスで持っているけれど買おうかどうしようか、迷っています。

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