123号

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ドラごと

 昨日の『功名が辻』の感想で思い出しました。
 武田鉄矢と西田敏行といえば、映画ドラえもんの主題歌です。
 私は、『ドラえもん のび太の日本誕生』で、西田さんの歌った「時の旅人」から、意識的に聴きはじめました。あれは良い曲です、と私などがいうまでもなく、あの辺りの映画ドラえもんの主題歌は、名曲揃いです。
 一番、有名なのは、『小宇宙戦争』で使われた「少年期」でしょうか。
 《ああ僕はどうして大人になるんだろう》
と歌いながら涙ぐむ大人を、私は何人も知っています。
 私自身がよく歌うのは、「わたしが不思議」。『鉄人兵団』は、映画の方も大好きでした。あのね、リルルがね、リルルがね…と言いながら涙ぐむ大人も、何人も知っています。
 《どうしてなんだろう つかれているのに だれがよぶんだろう 夕陽のむこうで》
が、歌っていて、最も気持ちのよい部分です。『ドラビアンナイト』の「夢のゆくえ」や、『ブリキの迷宮』の「何かいい事きっとある」も、女性ボーカルで音程が合うせいか、気持ちよく歌えます。
 《夜汽車はゆく 星くずの中 汽笛を鳴らして》
の転調部分が特に。
 『パラレル西遊記』の「君がいるから」は、何と言っても歌い出し。ドラムとトランペット(多分)の、往年の大映ドラマ辺りを想起させるロックな感じの前奏に、堀江美都子さんの可憐でありながら力強い声で、
 《僕のひとみが 遠い街の 夕焼け見たいと 言うのです》。
 しかも、コーラスがこおろぎ’73。実に贅沢です。
 また、上にあげたような、いかにも映画主題歌な、ドラマチックな歌とともに、『恐竜』の「ポケットの中に」、『宇宙開拓史』の「心をゆらして」、『大魔境』の「だからみんなで」、『竜の騎士』の「あした・あさって・しあさって」と「友達だから」など、テレビの『ドラえもん』で、エンディング・テーマになってもおかしくないような優しい曲たちも、忘れてはいけません。特に、「友達だから」は、2番の、
 《ちがう道を わかれてゆくけれど いつかどこかで また会えるから》
に、グッときます。のび太とドラえもんは、いつまでもベッタリ一緒にいるんじゃなくて、いつかのび太がひとり立ちできるときが来たら、きちんとお別れをしそうなところが良いなあ、と思います。『帰ってきたドラえもん』の例を引くまでもなく、のび太は去っていくドラえもんを心配させまいと、そのときはきっとがんばるよ。ドラえもんは、きっとのび太の前では、涙を見せないよ。
 『アニマル惑星』の「天までとどけ」は、そのまま『3年B組 金八先生』の主題歌になりそうな曲です。『夢幻三剣士』の「夢の人」でも思ったのですが、武田鉄矢さんの声というのは、どうしてこう、説得力があるのでしょう。あの声で、
 《弱いあなたは 人間らしい》
と歌われると、先生、私、私…。思わず中学生に戻ってしまいます。
 中学といえば、『海底鬼岩城』の「海はぼくらと」。
《だって海は 夕陽にもえてまだ話している》
が、中学校の合唱コンクールで歌った「ある海の物語」の、
《けれど船は ついに見えず 悲しくも辛い日 遠いあの日》
と似ています。
 「夢の人」は、映画での挿入のされ方が絶妙でした。イントロはじめ、コーラスが良いのですよ。燃えます。『夢幻三剣士』は、実は結構好きです。映画ドラえもんの後期作品では、一番かもしれません。何が好きって、ラストとエンディング。エンディングの「世界はグー・チョキ・パー」の映像が良いのです。歌そのものも、『みんなのうた』の「天使の羽のマーチ」にプラスアルファといった雰囲気の、楽しいメッセージソングです。
 《世界はひとつじゃないんじゃないか ねえ》
は、《ねえ》が効いているな、と思います。

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