123号

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不安の立像

 雨の夜、冷たい夜気にたち混じる草木の匂いに春の気配を感じる今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?こんばんは、ラジオの時間です。と、始めてみます。
 冗談はさておき、立春も過ぎ、もうすぐ春ですね。童謡「春よ来い」で、おんもに出たいと待っている子の名前は?と聞かれたら、2回に1回の割合で「ちいちゃん」と間違える自信があります。正解は「みいちゃん」。「ちいちゃん」は、影送りですね。あれは悲しい話でした。

 『草むらのちいちゃん』というのもありました。みつはしちかこ先生の自伝的マンガ(らしい)。(らしい)というのは、私が現物を読んだことがないからです。『小さな恋のものがたり』や『ハーイあっこです』はあるのですが、『草むらのちいちゃん』は、本屋で見かけたことも、そういえばありません。昔々、『ちびまる子ちゃん』がブームだった頃に出ていた研究本で、『ちびまる子ちゃん』以前の女性マンガ家によるエッセイマンガの1つ、として引用されていたので知っている程度です。

 『ちびまる子ちゃん』と言えば、本編では、家が火事になったことがトラウマの陰気な少年、で藤木の友だちの永沢が主人公の『永沢君』を、今も時々読み返します。これいつ出たんだっけ?奥付を見たら、2003年でした。もっと前のような気がするな。
 中学生になった永沢君の、どう見てもサエない日常。もちろん、永沢の傍らには、藤木もいます。クラスメイトには、花輪君もいます。花輪君はなぜ中学まで公立なんだろう、と読んでいる間中、疑問でした。今も疑問です。
 美人で頭が良く、それなのに永沢君に恋をして転落していく城ヶ崎さんが好きです。『麗しき令嬢の過ち』が読みたい。「麗しい」って、日常ではまず耳にしない言葉ですね。

 子どもの頃に読んだ、『バーバパパの大サーカス』で、騎士に扮したバーバブラボーが、お姫様のバーバベルを「うるわしのきみ」と言っていました。「うるわしのきみ」の意味が分からなくて親に聞いた覚えがあります。あの頃は、バーバモジャが何となく怖くて苦手でしたが、仲良しの犬の名前がロリータだと知ってからは、バーバブラボーの方が怖くて苦手です。『バーバパパの大サーカス』は、途中で出てくるアイスクリームが大変においしそうでした。

 バーバモジャが昔苦手だったのは、ジョージ秋山の『海人ゴンズイ』を想起させられるから、だったかもしれませんが、『ゴンズイ』の方が後なので、多分嘘です。
 『ゴンズイ』の第1回を、私は偶然リアルタイム読みました。確か、「ジャンプ」らしく表紙&巻頭を飾っていました。フルだったか2色だったかは忘れましたが、とにかくカラーページで、海に浮かぶ樽、そこから這い出すゴンズイ少年、流れ着いた流人の島に、死んだ子どもを背負う狂女…と今思い出しても怖いです。
 この『ゴンズイ』の印象が強烈すぎたせいで、その後、ドラマを見ておもしろいと思った『浮浪雲』も、読みなさいと勧めていただくことの多い『博愛の人』も手に取れません。最近『アシュラ』の文庫版が出ているのを見かけたので、そろそろ読んでみてもいいかな、とも思うのですが。

 『永沢君』の登場人物の中で、城ヶ崎さんや野口さんは、後にテレビにも出てメジャーになりました。しかし、ゲヘとカツヤンは出せないだろうな、と思います。倉田と川口も。カツヤンを見ていると、何でか不安な気持ちになります。



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