123号

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コンビニDMZ

 DMZは、非武装地帯の略です。
 ようやく買ってまいりました『コンビニDMZ』の1巻。

 とってもドンパチな紛争地帯のDMZに置かれた、ジャパニーズ資本なコンビニエンスストアが舞台のギャグ漫画です。

 連邦軍だの反乱軍だの民兵だのに国連まで首をつっこんで泥沼の紛争地帯で、複数勢力により、中立の保障されたコンビニエンスストア。
 お客様はほぼ100%軍人。
 店員は、日本人のおじさん、女の子、男の子の3名。
 お客様は、それぞれに敵対したり連衡したりしている皆様方ですが、店内では、戦場のルールよりコンビニのルールが優先されます。
 脱ヘルメット、銃火器などいっさい持ち込み禁止、店の敷地内でのドンパチ禁止、ついでに禁煙。
 物資の欠乏する極限化においても、値段は常にくそ定価。支払いはカードか円でお願いします。
 作中最強の男であるところの川口店長が恐れるのは、地雷でもなく砲撃でもなく、コンビニDMZポイントチャーリー店(舞台となっているコンビニの名前)が赤字店に転落し、本部による店舗整理の対象となること。
 歴戦の勇士も恐れませんが、歴戦の勇士がひとたびお客様として店の品揃えにクレームをつけてきたときは恐れます。

 そんな川口店長を中心としたポイントチャーリー店(おそらくフランチャイズではない)の面々と、ポイントチャーリー店に訪れるお客様=ファッキンガイズの戦場の日常が、あまり淡々とでもなく描かれています。

 昨日今日発売された単行本ではないのに、今更あらすじの説明って…と思われる向きもあるかもしれませんが、読めば必ず他人にあらすじを説明したくなるマンガです。
 そういう点で、アイデア勝利のマンガだな、と。
 おもしろいです。
 好きになれるかどうかは、天上天下唯コンビニ独尊の川口店長が好きになれるか次第だと思います。
 とりあえず私は好きです。
 クレーム対応を迅速にするため、原付に乗って商品を調達に行く店長はすばらしい。仕事だと思えば大都会TOKIOの真ん中でも全裸になれる日本人の鑑です多分。

 何というか、このマンガがおもしろいのは、徹頭徹尾フィクションでありながら、読者の頭のどこかに(おそらく作者の方にも)、日本の大手コンビニチェーンなら、こんなこと=DMZに出店、コンビニルールに厳格にしたがった営業なんてえげつないことも、本当にやりかねないという認識が少しでもあるからじゃなかろうか。



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