123号

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マイボス!マイヒーロー!

 ご無沙汰しました。
 ご無沙汰している間に、ふと「少年ナイフ」のことを思い出し、『学校怪談』の文庫版1、2巻を購入したり、1巻の仮面の話で校長室に飾られていた怪しげな物たちの中に、諸星先生は『マッドメン』に登場した悪霊アエンの仮面を見つけて、『マッドメン』を読み返してみたり、新装文庫版の『マッドメン』が欲しくなったり、『げんしけん』の8巻を買ったり、大河は相変わらず一豊君が一豊君でかわいかったり、大阪に行ったり、サッカーに行ったり、色々ありました。
 色々あったのです、が!
 色々と書きたいこともあるのです、が!
 とにかくそうした全てを横に置いておいて、『へうげもの』3巻ですよ!
 正確にいうと、『へうげもの』3巻におけるボスですよ!
 ボスというのは、もう何度も書いていますが、織田信長の弟長益。一般には、有楽斎の号で知られています。
 明智さんの謀反で本能寺が燃えた後、二条城で甥の信忠君を切腹させた際の、ボスの見事なピンチ切り抜けっぷりはもちろんですが、その後の、本能寺の焼け跡で左介に遭遇し、左介の家にご厄介になった、その辺りのボスが、格好よくて格好よくて、もうたまりません。
 そうだ私こういうボスが見たかったんだ、と。
 私が最高に夢を見たボスの、更に上をいく格好よさ。
 具体的にどの辺りかといえば、本能寺の焼け跡では、まずヒゲなし出家姿のビジュアルがまず満点。《ならばお前は真っ当な武人だと申すか古左》のコマの、下まつげの長いアップも、白目を剥く手前ギリギリの上目遣いが、すばらしくボスな感じです。
 ボスな感じ、といえば、左介がまだ選んでいる途中に、横から手を出して、自分の欲しい名物を取った上で、とりあえず自分をお前の所領に《かくまえっ》とのたまうのも、いかにもボスな感じ。このときの、今まさに走り出さんとするボスが好き。
 左介の家でのボスは、このピンチに、誰につくべきかを左介と語る場面で、頭の鋭いところを垣間見せてくれます。織田家を裏切らない、と言った左介に対し、返した言葉が、何ともボスらしくて嬉しい限りです。
 ボスにはボスの道理というものがあるのです。それは、盗人にも三分の理という程度の道理かもしれませんが、きちんとあるのです。あることはあるのです。ボスは裏切る。その代わり、他人の裏切りもアリだと考えている。ボスはきっと、誰に裏切られても恨まない。
 3巻は、巻末の登場人物紹介にもボスが登場。
 お好きな色は、ビリジアン・グリーンですって。
 3巻は、本能寺の変から光秀の敗走まで。途中、左介が信長殺しの真犯人を知ったりと、怒涛の展開です。おもしろいです。それはもう、感想をボスで埋めるのが申し訳なく感じられるほどに。
 それでも、埋めずにいられませんでした。山田先生、素敵なボスを本当にありがとうございました。ボスをボスと仰いでいて良かった、と思いました。


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